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「 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 /THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON (2009) 」
2009-01-27 Tue 01:23

【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】2009年2月7日(土)公開

監督 : デビッド・フィンチャー
出演 : ブラッド・ピット /ケイト・ブランシェット /ティルダ・スウィントン
観たい度 : ★★★★ → 観賞後の評価 ★★★★

原作 : F・スコット・フィッツジェラルド

 

「 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 /THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON (2009) 」

第81回アカデミー賞最多13部門ノミネーション

■監督は、「セブン (1995)」、「ファイト・クラブ (1999)」、「フル・フロンタル(2003)」とブラッド・ピットを多く起用してきた、 デヴィッド・フィンチャー。 本作でも主役には御用達のブラピを主役に迎えて撮影に臨みました。

そしてとうとう本作において放送映画批評家協会賞、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ、アカデミー賞監督賞にノミネートを果たしています。

今は亡きヒース・レジャー出演の私の好きな作品の「ロード・オブ・ドッグタウン(2005)」の製作総指揮にも関わっています。

 

■ベンジャミン・バトン役は、日本で最もポピュラーな俳優と言えるブラッド・ピット。

本作において、受賞にはなりませんでしたが、放送映画批評家協会賞、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞において主演男優賞でノミネートされています。そして本年度アカデミー賞にまで名を連ね、受賞の行方が気になるところですね。

「12モンキーズ(1995)」で助演男優賞にノミネートされて以来、2度目となるオスカー候補ですが、今年は、日本で4月公開予定の「バーン・アフター・リーディング(2009)」で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。

これだけ日本で愛されているポピュラーな俳優さんなのに、「ジェシー・ジェームズの暗殺(2008)」でヴェネチア国際映画祭主演男優賞を受賞したのみなので、ぜひ今年はオスカーを手にしてもらいたいと応援しています。

そして余談にはなりますが、是非ヒース・レジャーにオスカーを!と懇願しています♪

 

■デイジー役は、「エリザベス (1998)」、「アビエイター (2004)」、「アイム・ノット・ゼア (2007)」、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」のケイト・ブランシェット。

「エリザベス (1998)」で主演女優賞を受賞して以来、アカデミー賞でノミネートに終わったものの、故ヒース・レジャー出演作品で話題になった「アイム・ノット・ゼア (2007)」で、久々にゴールデン・グローブ賞他で助演女優賞を受賞しました。

ミニシアター公開ではありますが、ジュディ・デンチの好演もあってか「あるスキャンダルの覚え書き (2006)」もなかなか話題になりましたね。

■エリザベス・アボット役は、ティルダ・スウィントン。

■クィーニー役は、タラジ・P・ヘンソン。 本作において助演女優賞でオスカー にノミネートされています。

 


Story : 1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが執筆した、80代で生まれ、そこから若返っていくひとりの男の姿を描いた短編の映画化作品。普通の人々と同じく彼にも時の流れを止めることはできない。ニューオーリンズを舞台に、1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミンの誰とも違う人生の旅路を描く。



「2009年2月7日公開」

ー  作品情報より ー


不思議な感覚に酔わされる作品だった。

第一次世界大戦からの戦争が背景にあるだけに、戦争と言う悲劇がなければ、起こり得なかった人々の悲しみが、ある時計職人の叶わぬ願いが込められて創り上げられた時計によって、悲しい運命を背負って生まれて来たベンジャミン・バトンと言うあり得ない人生の物語が始まったのです。

物語を読み解くように、いまわの際のデイジーのために、ベンジャミンの日記を読む娘キャロラインの声から、フェードアウト、フェードインして、ベンジャミンの心が吐露していく運命を受け入れた淡々とした心理描写でつづられる不思議な物語です。

 

もちろんブラピ目当て・・・が観たかったきっかけでありますので、ブラピの各賞主演男優賞ノミネートは納得のところですし、デヴィッド・フィンチャー監督の映像と演出にも魅せられた事は確かですが、私が一番印象的だったのは、助演女優賞にノミネートされされた、捨て子だったベンジャミンを神から与えられた申し子として大切に育てた母クィーニーを演じたタラジ・P・ヘンソンの好演でした。

実に表情豊かに情感たっぷりに演じている彼女の演技に大変好感を持ち印象に残っています。

また、老人として生まれてどんどん若返って行くベンジャミンの様子に対して無反応な、余生短い老人が入れ変わりに集まって来る介護施設が舞台と言うところも良く考えられていて面白い設定だなと思いました。ベンジャミンが不自然に若返って来ても誰も不思議に思うどころか関心すら持たないですものね・・・・

また、ベンジャミンがどんどん若返って変わっていくにも関わらず、まったく変わらずに7回落雷に遭った話を繰り返し話して聞かせる認知症のおじいさんの話が効果的に挿入されていて、その対比が笑えました。

その他にも、ベンジャミンの人生の中で出会っていく、アーティストな船長など個性的なキャラクターの面々がこの不思議なファンタジーにより魅力的なエッセンスを加えていました。

特殊メイクで老人を演じたブラピにはちょっぴり違和感を感じるものの、若返っていくベンジャミンはメイク技術も撮影技術も巧いのでしょうが、まるで若かりし頃のブラピの映像でも使っているかのように感じるほど若々しかったです。

いったい、この先、最後をどう描くつもりなのだろう・・っと、とっても気になりながら見ていましたが、なるほど・・・っと、80歳で生まれて0歳で死んでいく最後まで手抜きをすることなく丁寧に描かれている事にも好感を持ちました。

久々に、原作を読んでみたくなる、そんな作品でした。

 

私ごとになりますが、映画は相変わらず数本試写で観ているのですが、12月始めからずっと感想など書いていませんでした・・・、本作を観たのがきっかけで、そろそろまた映画の感想が書きたくなってきたので、その放置したままの作品の感想を思い出しながらアップしていこうかなと思っています。そういえば、パソコンの中に「ワールド・オブ・ライズ」の感想の書きかけが放置されていました(笑)ここまで書いてあったらアップしろよな・・っと我ながら思うほど、自分の気持ちを表わすのに後一歩・・・が表現できていなくて、しばらく離れていました・・・また映画が好きで、書きとめておきたいというブログを始めた初心に気持ちが戻ってきたかな~

っということで、観た順番は前後しますが、今年初の感想が本作となりました。

今年もいっぱい映画を観るぞ~~☆よろしくお願いいたします~

~ おしまい ~

 


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「 バンク・ジョブ /THE BANK JOB  (2008) 」
2008-11-25 Tue 00:01

【バンク・ジョブ】2008年11月22日(土)公開

監督 : ロジャー・ドナルドソン

出演 : ジェイソン・ステイサム/サフロン・バロウズ/リチャード・リンターン 他
期待度 : ★★ → 観賞後の評価 ★★★


 

「 バンク・ジョブ /THE BANK JOB  (2008) 」

1971年、ロンドンのベイカー街のロイズ銀行で実際に起きた銀行強盗事件を基にしたクライム・サスペンス

■監督は、トム・クルーズ主演でおなじみの「カクテル(1988)」、「13デイズ (2000)」、「世界最速のインディアン (2005)」のロジャー・ドナルドソン。


■テリー・レザー役は、「トランスポーター (2002)」シリーズ、「アドレナリン (2006)」のジェイソン・ステイサム。

■元モデルのマルティーヌ役は、「再会の街で (2007)」のサフロン・バロウズ。

■ティム・エヴェレット役は、リチャード・リンターン。

 

 


Story : イースト・ロンドンで中古車ディーラーを経営するテリーは、知り合いの女性マルティーヌから銀行強盗の話を持ちかけられる。「一生に一度のチャンス」と説得され、計画実行を決意する。テリーは総勢7人の実行メンバーを集め、地下トンネルを掘り金庫への侵入に成功する。しかし、その盗んだ貸金庫の中には、犯罪組織はもちろん、イギリス政府や警察、王室までもが関係する秘密が預けられていたのだ…。




「2008年11月22日公開」

ー  作品情報より ー

 

イギリスで黒人地位向上の活動をしていた過激な黒人活動家のマイケルXが所有していたマーガレット王女の王室スキャンダル写真・・・

1971年当時英国史上最高額の500万ポンドにも及ぶ現金と宝石が強奪される事件が起こったが、王室スキャンダルの漏洩を恐れた政府高官が、軍事、国防上の機密に触れる事態を封殺する特殊法令英国史上数回しか発令されたことのないD通告(国防機密報道禁止令)を発令した事による完全な報道規制がなされたため、事件発生から数日後にその後の報道がメディアから一切報道されなくなったのは、その為だったと言われています。

実際の実行犯ジョージ・マッキンドーは「実際にトンネルを掘る作業は3週間かかりました。なぜなら、銀行の人間や店の店員に聞かれたりすると困るので、私たちは週末にしか掘れなかったからです。金曜日の夜にそこへ行き、月曜の朝まで掘り続けるということをしました」 と、「ミラー誌」の独占インタビューで語っています。

金庫室には「シャーロック・ホームズにこれを解決させてみろ」と、塗装スプレーで走り書きが残されていて、ベーカー街の住人であるシャーロック・ホームズが解決した小説「赤毛連盟」の事件と手口が酷似していたそうです。

この実際に起こった銀行強盗は、ウォーキートーキー(携帯無線電話)強盗と呼ばれましたが、銀行強盗実行犯と向かいのビルに陣取った見張り役が、無線でやり取りする電波を傍受したアマチュア無線家のロバート・ローランズが、警察に通報したことから名付けられたとか・・・・

 

犯人達は、ロイズ銀行の近くの「Le Sac」という、皮革製品やハンドバッグを扱う店を借りて地下室をから銀行まで掘り進める手口でセキュリティーの万全な銀行強盗をまんまと成功するのですが、それが実は、麻薬密輸への関与が発覚したマルティーヌが、逮捕をもみ消す条件で、特殊機関イギリス情報局保安部MI-5、日本で言うところの公安に所属するティムから強盗を提案された事がわかるのです・・・

警察は、ごまんとあるイギリスの銀行の中で、ウィンポール通りから10マイルの半径の範囲内で起こっていると推測し、わざとパトカーや救急車を銀行前に停車させ、見張り役からの無線が入るかどうか試す方法で捜査をはじめるのですが・・・

政府高官下院議員、裏金帳簿を自力で奪還しようとマフィア英国マフィア、汚職警官、三つ巴の敵から追われるはめになったテリーやその仲間たち・・・

ある程度の脚色や登場人物等の設定の変更とかはあるのだけれど、実際にこんなことがあったなんて驚きですね(笑)

ジェイソン・ステイサムファンには楽しめる作品かもしれません・・・・っと言っておこう(笑)

 

 

~おしまい~

 

 


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「 BOY A (2008) 」
2008-10-19 Sun 20:07

BOY A】2008年11月15日(土)公開

監督 : ジョン・クローリー

出演 : アンドリュー・ガーフィールド/ピーター・ミュラン/シヴォーン・フィネラン 他
期待度 : ★★ → 観賞後の評価 ★★★★

原作 : ジョナサン・トリゲル 『BOY A』

 

「 BOY A (2008) 」

 

■監督は、「ダブリン上等! (2003)」のジョン・クローリー。

■ジャック・バリッジ役は、ロバート・レッドフォード監督の「大いなる陰謀 (2007)」でトッド・ヘイズ役でデビューし、「ブーリン家の姉妹 (2008)」にも出演したアンドリュー・ガーフィールド

故ヒース・レジャーの追悼の意を込めてジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルがヒースの役を演じる、テリー・ギリアム監督の「パルナッサス博士の想像力/The Imaginarium of Dr. Parnassus」にも出演しています。

ロバート・レッドフォード監督が発掘したブラッド・ピットに続き、彼もレッドフォード監督に発掘されたその容姿もさることながら演技の面でも期待大です。

■ジャックの後見人テリー役は、「マイ・ネーム・イズ・ジョー (1998)」でカンヌ国際映画祭において最優秀主演男優賞を受賞しているピーター・ミュラン。 「マグダレンの祈り (2002)」では、監督、脚本、出演の三役をこなしています。

■クリス役は、ショーン・エヴァンス。

■ジャックの恋人白鯨ことミシェル役は、ケイティ・リオンズ。

■ケリー役は、シヴォーン・フィネラン。

 

 


Story : 24歳のジャックは、子供の頃に犯した犯罪により少年院に入れられ、14年間の刑期を終え再び外の世界へ出ようとしている。ソーシャルワーカーのテリーから仕事とアパートが与えられ、彼は過去を隠し、名前も変え新しい生活を始める。運送業の会社に就職した彼は、同世代の青年クリスとコンビを組むことになる。職場にはミシェルという気になる女性もいた。ある日ジャックは、クリスに後押しされてミシェルを誘う…。


「2008年11月15日公開」

渋谷シネ・アミューズほか全国順次ロードショー

公式HPhttp://www.boy-a.jp/

ー  作品情報より ー

 

 

久しぶりに、観終わった直後にもう一回観たいと思える作品でした。

ブリティッシュ・インデペンデント作品という事や決して明るいストーリーではないという前評判をチラット聞いていたので、ちょこっと覚悟して観に行きました(笑)。

そしてタイトルの「BOY A」、いわゆる「少年A」というところからも、今や世界中で問題となっている少年犯罪の是非を問う作品・・・・なのかなと・・・。

それについては、いろいろと思う所や言いたい事が山ほどあったのですが、本作は私の想像していた内容とはちょっと違っていました。

たいていこの手の作品は、悪魔のような殺人鬼と化すその背景や過程を描いて、その後の更生して社会に溶け込んで生きて行く困難さとか、それを受け入れる社会の先入観による反感や戸惑いなどから起こるドラマを描くことが多いので、この作品もその辺のストーリーなのかと思っていたのです・・・・。

 

10年間社会から隔絶されて生きてきた主人公ジャックは、後見人のテリーに今日から過去を忘れて生まれ変わるんだと言われ、新しい名前を考え、前科も自動車泥棒で3年入所したということにし、仕事も新しい住まいも決まり、何もかも初めての経験・・・マックに置いてあるメニューにしてもなにを頼んで良いのかさえもわからず、同僚との酒の付き合いや女の子の扱い方にしても、すべてが初めての経験であり、キラキラするほど眩しくすべてが順調だったのです・・・・

戸惑いながらも一生懸命な彼に周りは好意的でした・・・観ている側でさえあまりにもピュアな彼にはらはらし、応援する気持ちで観ていくのです。

ストーリーの展開は中盤以降から、自動車事故で怪我をしてしまった少女を助けて、英雄として周りの注目を浴び始める事により生じる大きなリスクが、徐々に彼に不安を与えることになっていき、親代わりの後見人のテリーの家庭事情の、ある些細な事から急速に暗転しはじめます。

その後の展開は・・・・・押して知るべし・・・。あなた自身で確かめてください。

 

前評判として、はまり役だったアンドリュー・ガーフィールドの好演に対する評価が高かったのですが、まさにこのピュアで繊細な元少年Aジャックを演じた彼の演技は絶賛に値するものでした。

そして、ケイティ・リオンズ演じる彼の恋人ミシェルは色白の小太りな女の子でしたが、思春期と呼べる時期がなかったジャックにとっては天使以外のなにものでもなかったのです。そんなジャックを包容力たっぷりにやさしく見守るミシュエルの姿も印象的でした。

 

ただひとつ疑問に感じたのは、刑期を終えて出所した犯人に賞金が懸かるってどういうことなのかぁなぁ~~っと (´-`).。oO(なぜ?)

イギリスってそんな事が許される国なんですかねぇ・・・・

罪を犯して捕まる前の容疑者とかならまだわかるのですけど・・・・・

そんなことに詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいませ~

っともろもろの疑問などでもやもやしながら・・・・色々と彼の切ない人生などに思いを馳せ、罪を犯す事とは、などいろいろな事が頭の中でぐるぐるしながら複雑極まりない気持ちで帰途につきました(笑)

 

 

BOY-A.jpg
(c)THE WEINSTEIN COMPANY ,FILMFOUR CUBA PICTURES
「画像はシネトレ提供」

 

~おしまい~

 

 


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「 ホームレス中学生 (2008) 」 <ネタばれに相当するコメントあり>
2008-10-14 Tue 22:48

【ホームレス中学生】2008年10月25日(土)公開

監督・脚本 : 古厩智之

出演 : 小池徹平 /西野亮廣/池脇千鶴 他
観たい度 : ★★ → 観賞後の評価 ★★★

原作 : 田村裕『ホームレス中学生』(ワニブックス刊)

 

「 ホームレス中学生 (2008) 」 <ネタばれに相当するコメントあり>

 

■監督は、「ロボコン (2003)」、「さよならみどりちゃん (2004)」の古厩智之。

■主演田村裕役は、ウエンツ瑛士とのユニットWaTで歌手として活躍する一方、ドラマにCMに大活躍で、映画「ラブ★コン (2006)」、「KIDS (2007)」に出演の小池徹平。

■兄・研一役は、バラエティ番組などでおなじみの西野亮廣(キングコング)。

■姉・幸子役には、「ジョゼと虎と魚たち (2003)」の池脇千鶴。

■父親・一朗役は、こんなダメおやじを演じさせたらピカイチな、「それから (1985)」、「トニー滝谷 (2004)」のイッセー尾形。

 

 


Story : 中学2年生の田村裕は、クラスの人気者。1学期最終日には、気になっていた女子から映画に誘われ、上機嫌で帰宅すると、家の周りの様子がおかしい。団地の前には田村家の家具が山のように積まれ、カギが変えられて中にも入れない。兄、姉と玄関の前で途方に暮れていると、父親がやって来て「今日で我が家は解散!」とだけ言って、去って行った。事態を把握し、立ち往生する3人。しかし、それは人生最高の夏休みの幕開けだった。



「2008年10月25日公開」

ー  作品情報より ー

 

 

 

家から家財ごと締め出されて唖然としている兄弟3人の前に、自転車で現れた父親が、突然 「解散!」の一言で、いなくなってしまい、取り残された3人では大学生の兄を筆頭に到底生活できないと踏んだ小池徹平演じる中学二年生の少年麒麟の田村裕が、ホームレス生活を余議なくされる私小説「ホームレス中学生」の映画化です。

同名私小説「ホームレス中学生」は、2007年9月の発行後、たった2ヶ月でミリオンセールを果たした話題作。

兄弟役が3人とも関西出身とあって違和感のない関西弁で息のあった兄弟ぶりを見せています。

所持金が底をつき、自販機の周りに落ちているお金や取り忘れたおつりを探し回って食いつないだり、田村少年のただならぬ様子を察知してハトの餌をだまっておいて行ってくれるおじいさんのパンの耳を食べ、草や段ボールまで食べてみるなどの精神状態にまで追い詰められていきますが、悲壮感とは無縁の美少年小池徹平自体のキャラクターが演じているせいか、あまり悲惨さは感じにくいものの、親友の家族と肝っ玉母さんのおかげで締め出されて以来はじめて兄弟3人そろって夕食をごちそうになるシーンは、池脇千鶴の好演もあってか、私の涙腺のダムが決壊しました・・・・

なにかと世話をしてくれる民生委員の女性の温かい人情に触れ、まずしいけれど兄弟一緒に暮らせる幸せを感じ初めていた矢先の、母の臨終の際には理解できなかった人の死というものに衝撃を受けたりと、多感な思春期にありがちな不安定な少年田村少年を励ました教師の言葉・・・

「私だって28歳にもなってしんどくて死にたいと思うこともあるのに、その半分しか生きていないあなたがしんどいのは当然よ」という言葉が印象に残ります。

また、姉の幸子と口喧嘩の末家を飛出して警察に補導されて迎えに来た兄が、自分がお荷物になってしんどいだろうから、早く母のもとに行って楽になりたいと言う田村少年を殴りつけて、言った言葉・・・

「一緒におってくれるからしんどくても生きていけるんだ」

しみじみ肉親である兄弟の絆の温かさ、卵付きの牛丼よりも比べようもない姉幸子が握ってくれていた愛情のこもった具のない塩むすびのおいしさを感じさせられます。

 


主題歌 : 天上智喜//CLIFF EDGE「Here」(rhythm zone)

 


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「 ハロウィン /  HALLOWEEN  」
2008-09-29 Mon 20:32

【ハロウィン】2008年10月25日(土)公開

監督 : ロブ・ゾンビ
出演 : マルコム・マクダウェル/ シェリ・ムーン・ゾンビ/タイラー・メイン 他
観たい度 : ☆ → 鑑賞後の評価 ★★☆

 

 

「 ハロウィン /  HALLOWEEN  」 R-15

ジョン・カーペンター監督作「ハロウィン(1978)」のリメイクです。

 

■監督は、「デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~ (2005)」、「グラインドハウス (2007)」のロブ・ゾンビ。

■主演マイケル・マイヤーズ役は、10歳の時のマイケル役がダエグ・フェアーク、27歳のマイケル役は、「デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~ (2005)」でルーファス・ファイアフライ役を演じたタイラー・メイン。

■マイケルの母デボラ・マイヤーズ役は、夫でもあるヘヴィ・ロック界の風雲児ロブ・ゾンビが映画監督に初挑戦したホラー映画「マーダー・ライド・ショー(2003)」でベイビー・ファイアフライ役に出演して以来、「デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~ (2005)」、「グラインドハウス (2007)」と夫の作品に出演しているシェリ・ムーン・ゾンビ。

ホラー専門サイト“GOREZONE”主催による2005年のホラー大賞において「デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~ (2005)」で女優賞を受賞していますね。

■精神科医サム・ルーミス医師役は、賛否両論でありながらもその精神世界の切り口のセンスの良さを評価する声が高いキューブリックのバイオレン作品「時計じかけのオレンジ(1971)」のアレックスを演じた、マルコム・マクダウェル。

■ローリー・ストロード役は、スカウト・テイラー=コンプトン。


Story : 友人もなく、家庭でも愛されず、孤独に苦しみ続けた少年マイケルはハロウィンの夜、不気味なマスクを被って、赤ん坊の妹だけを残し、母親の恋人、姉、そしてそのボーイフレンドを惨殺してしまう。その夜からマイケルは厳重警備の精神病院に収容され、小児行動学者ルーミス医師の治療を受ける事になる。彼がマイケルの魔性を理解できる唯一の人物だったのだ。そして17年後のハロウィン―成長したマイケルが精神病院を脱出する…。


「2008年10月25日公開 」

ー  作品情報より ー

 

 

恐がりなので、ホラーはほとんど見ないのですが、たまたまブログを書いている時に、試写会募集のメールが来たので、内容も確認せずにタイトルだけで応募してしまって、たまたま当選してしまったので観たのですが・・・

怖がりな私でも、内容的には単なる怖がらせる目的のホラーではないので、なんとか無事に鑑賞することができました。

この作品の中で、監督が意図するのは、狂気な殺人鬼と化した主人公マイケルの心理描写に重きを置き、壊れていく精神状態を肯定するシチュエーションを描いて、単なる恐ろしい殺戮目的の狂気性とは一線を画す構図で、恐ろしい事件を引き起こす過程に一つの答をもたらして示すことだったのかなと感じました。

ストリッパーをして働く母親が再婚して連れ子だった姉と弟のマイケルは、怪我をして失業中のストレスをぶつけているのか、毎日毎日母親と喧嘩が絶えず自分に罵声を浴びせ、つらく当たる義理の父親を憎んでいたのです。

そして、同じくそんな環境下で育った姉や、学校でいじめる同級生など、自分を愛さないすべてものに抱く単純な心理描写の過程・・・

孤独で未熟な子供の心に育っていく空虚で極単純な憎悪が彼自身を支配して行き、むしろ彼の心の空白を作って行くかのようであり、

愛しさか憎しみか・・・しか、生きている証がないマイケルが、仮面をはずして、妹の前で見せたにこやかに映っている自分と赤ちゃんだった可愛い妹の写真を指し示すシーンが妙に悲しくて胸を打ちます。

しかし、そんな勝手な共感を持った観客の一人である私に絶望を与えたのは、ラストシーン。

なんだ、ただの私の感違いな深読みだったのかと思える救いようのないラストのにちょっと納得がいかなかったり・・・・


~おしまい~

 

 


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